最大瞬間風速

好きなようにあれやこれ

戸塚祥太は微分できない

2017/11/13
熱暴走がとまらない、いち戸塚祥太ファンによる戯言と祈り

 


突然ですが、私はジャニーズ(広義)において担当を問われたとき、いつも2割の自信と8割の不安*1をもって『A.B.C-Zの戸塚さんです』と答えています。

そんな戸塚祥太さんが本日、11月13日を以て31歳のお誕生日を迎えるとあって、もうそれはそれはめでたい*2ことなので何か書かねば、と、それこそ河合さんのお誕生日を祝してからすぐに*3思っていたのです。

 

彼の好きなところは色々あります。


ライブや少クラパフォーマンスで迸るシャウト、同じく奔放でしかし誰かを傷つけるということに繊細なブログの文章、踊るときのふわりとした間、ニュアンス…、


また、親近感を覚えるところも色々あります。


『重力ピエロ』で好きな文章は同じく「春が二階から落ちてきた」ですし、私が高校時代唯一見た映画は『死神の精度』です。本屋で平積みの一番上の本に思いを馳せたり、子供時代の執着を思い起こすのも、あぁわかるなぁ、と。

 

しかし、こうやって言葉を尽くしても、ちっとも私が思う魅力・私がどれだけ彼のことを贔屓にしているのかが伝わらない、という無力感から逃れられないのです。

 

例えば。
Lily-whiteの『You're my only of lily』のつやっぽさは、末尾の声のかすれ具合がよいからだとか前方へ向ける視線があてどないからだとか、評することも出来ますが、私が真に伝えたいのはそういうことではないですし、
2017年ABC座での戸塚さんのダンスの妖艶さは、首の使い方、10°〜15°くらいふいに落ち込むところ、と書けばその生々しさから遠ざかってしまいます。


つまるところ、戸塚祥太の魅力とは『言葉に収まらない』ところにあるのです。


文字にかなりの親しみを覚えていた私にとってそれは本当に本当に革命的なことでした、今も日々大小様々な事変に見舞われています。
そこで得た感情を、感動を、消えないうちに書き付けたい、そんな衝動でTwitterをし、ブログをしています。
そして、最近短歌に手を出しているのも、文字に収まらない余白を多く作ることで逆説的に魅力を多く内包できないかと考えたからなのだと思います。

 

絶対に不可能な行為とは分かっているのですが、文字にし得ないものを文字にするという挑戦は、私にとって尽きない憧れなのだと、このところ解釈しています。
それ以外にも、〈私が自分で文字にすることで、彼が私だけのものにならないか〉、という身勝手な、しかし極めてオタク的な想いもあります。


だから私は何だかんだで『担当:戸塚祥太』を名乗るのだと思います。

 

 

さて長くなりましたが、今、この日に思うことはただ一つです。

 

戸塚祥太さん、31歳のお誕生日、おめでとうございます。
ぜひに平穏無事に長生きしてください。
そして絶望的に多角的な魅力をこれからももたらしてください。
まだ新米のファンですが末永く今後のご活躍をお祈りしております。

 

 

 

 

*1:Defiledは見に行けなかったし、彼の出演するものを逐次追うわけではないし、写真を網羅するわけでもない等、まぁ、色々である。

*2:だって11も13も31も素数じゃないですか、と穂波先生チックなことを言ってみる…

*3:ここも8割の不安の一部ではある、河合さんも結構好きなのだ。無論塚田さんだって、はっしーだって、五関様だって好きだ、それぞれに。