ABC座2018感想
見てきましたABC座2018『ジャニーズ伝説』!
忘れないうちに感想をざざっと。めっちゃネタバレしてます。
ほぼメモに近いので、そのうち書き直すかもしれません。
☆オープニング
去年より大幅にバージョンアップ、というかボリュームアップしてました!
MADE・Travis JapanさんたちとA.B.C-Zコールするの、サーカスの呼び込みみたいで楽しいですね!これ毎年恒例にしてほしい…。
今回は非えびオタ(非ジャニオタだと思っていたらしばらく会わないうちに関ジャニ∞かじってたらしい)の友人と一緒に観劇したんですが、友人曰く、
ディズニーのショーパレっぽい
BGMがだいたいアメリカンぽい&グループ名のライティングが乗った装置がショーパレのゴンドラ(で合ってますかね?)っぽいのでそう感じたそうです。
私はふんだんな照明づかいだとか展開の早いフォーメーション変化だとかが宝塚のショーっぽいなぁと思いました。
(…って一回しか見たことないんですけどね宝塚)
個人的には、このオープニングにA.B.C-Zがジャニーズであることの良さが詰まっていると感じたので、それだけでも見に来てよかった…!と涙しそうになりました。
私がニューヨーカーで、ブロードウェイにこのオープニングがかかってたら100回通うなと…(なんのこっちゃ)
☆一幕
大筋は2017年版と同じで、フォーリーブスメドレーの時間が少年忍者もとい2020(でいいのかな?)くん達のショータイムに差し替わった感じ。
ただ、昨年に比べて台詞で次の場面の伏線を張ったり状況説明する部分が増えたので、私の友人みたいな初心者でも初代ジャニーズ物語部分が伝わりやすくなったのかなぁという印象を受けました。
そういう観点でいくと、2020ショータイム(という表現でいいんだろうか)は、流れから少し浮いてしまっていてちょっとツメが甘いかなぁと思ってしまいました。
ただ、差し込み位置*1的には、本編のその後の展開を考えると緩衝材として息をつける場所かも、とも思いました。
せめて、アメリカを楽しんでいる一環のショー、みたいなつなぎ方にしたら流れの中で浮かなかったのかなぁ、と考えなくもないですが、まぁ5boxにくらべたら唐突でもないし、うん、ジャニーズアイランドってこんな感じかなぁとそれはそれで楽しく拝見しました。
今回は二階席に入ったので舞台全体がよく見えて、スポットライト外の人々のお芝居がなかなかに楽しかったのも収穫でした。
舞台はけるときも、特にえびさんたちは足音が小さく乱れた様子もなくて、当たり前なんですけど神経遣ってるんだなぁと気づいたのはパンフレットで『舞台袖にハケるときに走っていったら着替えに行ったってわかっちゃうでしょ?とジャニーさんに怒られた』*2というのを見たおかげです。戸塚さん教えてくれてありがとう。
この舞台、私の中では『板の上での生き様』を凝縮したものと捉えているので、出来ることなら天井カメラになって毎公演眺めたいものです…。
☆二幕
さあさあ二幕はお待ちかねのショータイムですよ!
今年はジャニーズメドレーがボリュームアップしているのと各人のソロタイム*3があり、この存在だけで全世界に感謝したくなりました。
メドレーは曲数が増えたので流石に全編ジャズアレンジではなかったですが、その分、想い出のとっかかりも増えました。私と友人は終演後、我々の世代は修二と彰あたりだな…なんて話し合ってました。たぶん他の方々も別の曲で同じような会話をしたんじゃないでしょうか。
そして各人ソロの感想。五人五様、担当者各位にクリティカルヒットしそうで流石でございました。
★橋本さん✕『愛のかたまり』
これからの季節ぜったいに聞きたい組み合わせですよね。橋本さんの声の手触り(手触りとは?)に圧倒的に似合う曲。
Jr.の人数が他四人と比べて少なめの構成だったのも、橋本さんにぎゅんと視線がいって良かったなぁと。
私は生ではしパラを見たことがないのですが、きっとこんな感じで場を支配してるんだろうなぁ。
★五関さん✕『仮面』
タッキー&翼でこの曲を選んでいただいたことにまず感謝感激でした。この曲、MVと振り付けがすごく凝っていて好きなのに、カウコンや音楽特番で見かけない曲なので…。
仮面とJr.のステージングは流石の五関クオリティ。五関さんには是非ディナーショーをやってほしいし、武道館みたいに客席がステージを取り囲むような構成でソロコンをして頂きたいと思いました。全方位隙がない。
★塚田さん✕『喜びの歌』
この曲にコールをはさむ、そのセンスにもう脱帽です。
塚ちゃんのソロは、ライブだとなんだかんだキャラクターが出てきたりしますけど、とにもかくにも多幸感に溢れているところが一貫している、とこれを見て気づきました。塚田担当者各位はこれが日々の生活の後ろ盾なんだから最強ですよ、無条件に元気になれる。
★河合さん✕『Tonight』
河合さんはジュリー(沢田研二さん)に似ている、ってRed Sunぶりに改めて思いました。
たぶんジュリーが平成後半にデビューしていたらこういうことしてたに違いないっていうかっこよさでした。何を言っているんだか自分でもわからなくなってきましたが、スタンダードを押さえているのに独自のかっこよさがありますよね河合さん。自担の表現をちょいと借りさせていただくなら、板の上に載せて曲をかけたらそこが河合郁人の人生なんだと思います。私はそう感じました。
★戸塚さん✕『Fly』
ハットとスタンドマイクってアナタもうそれマイケル・ジャクソンじゃないですか、ありがとうございます、好きです。
今回のソロコーナーで唯一きいたことのなかった曲なんですが、『傷んだ愛を迎えに来たんだ』という歌詞が耳に入ってきた瞬間、彼の愛の人としての人生の一貫性に打ち震えました。
実はセトリチラ見したときに予習しようか迷ったんですが、この感動は初聴でなければ味わえなかったので、結果的にそのまま生身で体当たりに行って良かったなぁと思いました。人生ラブバトルだぜ!
☆エンディング
この舞台の締めくくりが『Never My Love』であることが本当に本当にえび担冥利につきるなと。
個人的な事情で多分これからしばらくえび現場に行けなくなってしまうので、噛みしめるように聴きました。
What makes you think love will end
when you know that my whole life depends on you...
この歌詞を聴きながら、会いに行けなくてもA.B.C-Zのことを応援し続けるぞ、君たちにスポットライトが当たることを祈り続けるぞ、などなど考えていました。
取り急ぎ、ばばっと書き連ねたので途中途中あれですが以上、2018年ABC座所感でした!!
もう見た人もこれから見る人もよきABC座でありますように!
(そして願わくば映像作品として世に出ますように
!!!)