そうだ、短歌、詠もう
前記事*1の反響が思ってたよりどえらいことになっていて驚いています、皆さんありがとうございます!
そしておそれ多くもこんなお題を*2いただいてしまいました。
おお…!是非是非詠んでいただいて読ませてください!
私は特に短歌会に属したり投稿したりはしていないお気楽野郎なので大した話はできないですが…(詳しい人いたらツッコミください……!)
まず根本的なところで注意しているのは本歌取りの程度です。要するにパクリにならないように、ということですね。
これだけではふわっとした説明なので、下記の記事
等をご参照いただければ。
(本歌取りで検索すると色々解説出てきます。)
あとは入門本であればこちらの記事が参考になると思います。
といいつつ私はこういう入門本一切読んでないんですよね…読みたいとは思ってるんですが…。
短歌は季語がないのでわりかし気楽です。
ただ字余り字足らずはあまりしないようにしています。どうしても、の時は口に出して言いやすいかどうかで決めます。
でも言いにくくても、そこで引っかかることで際立つと感じたらそのままにします、この辺テキトー。
以上が野分流短歌の心得(すーぱー我流)です。
さて、いよいよ、私の場合の作り方なんですが、
だいたい、
①詠みたい情景を思い浮かべる
②単語、フレーズをバラバラ書く
③埋められるところから埋めて、残り文字数にハマる言葉を探す
のスリーステップをぐるぐるしています。
なお①と②は逆にもなります。
自作から例を引いてくると、
①パーソンのインタビューの雰囲気
ジャニーズへの憧れと自身もジャニーズである自負の同居、少し浮世離れしていて、けれどもすごく現実的な面もある
②憧れが職業です、朝食は夢のかけら
③〈あこがれが〉〈しょくぎょうです〉で五文字・六文字*3、〈ちょうしょくは〉〈ゆめのかけら〉で五文字・六文字*4
→それぞれ字を足してみる
〈あこがれがしょくぎょう【なん】です〉
五文字・八文字で一文字余り、でも強調したい、意地のようなものが出ているので続行
〈ちょうしょくはゆめのかけら【と】〉
五文字・七文字、こちらは定形。
→残りを埋める
残りは七文字、けれども文末を揃えた方がまとまりそうなので、〈朝食は夢のかけらと【~】です〉としたい、残り五文字。
→現実感出すなら本当に食べれるものにしよう
パーソンに出ていた【目玉焼き】がヒット
↓
『憧れが職業なんです朝食は夢のかけらと目玉焼きです』
こう、うまいこと閃いたときの達成感は本当に楽しいので、とにかく色々書くのがポイントだと思ってます。
五文字や七文字のワード、十四文字くらいのフレーズが思いついたら書き溜めて、ある日組み合わせるとおおっと思うことも。
最後に、これは本当に私の感覚的な話になるんですが、三十一文字全部を説明使うのではなく、リンクする二つの物事を十七文字と十四文字、十二文字と十九文字で表す感じにすると世界がひきしまる気がします。
お役に立てたかどうか分かりませんが、ぜひぜひよいえび担短歌ライフを!